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日々ストレスをためているあなた。
いつまでも嫌な気分を引きずって、1日中不機嫌になっていませんか?
なんで嫌なことばっかり起こるんだろう…
イライラして、関係ない人にまで当たってしまう…
そんなあなたに、効果抜群のネガティブ感情を消す方法を紹介します。
ヤバイ引き寄せの法則「嫌なヤツを消した魔法」
これはいわゆる「スピリチュアル」系の本とはまるで違います。
うつ病治療に使われる、メタ認知療法とイメージトレーニングを合わせた、科学的な方法です。
おまけに実践的でシンプルですので、簡単にできますよ!
「引き寄せの法則」などを試してみて、うまくいかなかったあなたにはよりおススメです。
何を隠そう、私のことですが…
「引き寄せ」がうまく行かなかった理由は、ネガティブな感情が先に発動しているからです。
無意識にネガティブな思いがあり、それを引き寄せているからです。
しかしネガティブな感情はそう簡単にはなくなりません。
作者のkeiichiさんは、やり方を無償で公開しています。
以下にやり方を書いていきます。
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① 自分のネガティブな感情を客観的に捉える「メタ認知」
メタ認知とは
感情を客観的にとらえることにより、感情と同化することをふせぐ認知療法です。
自分の感情を、もう一人の自分となって、高い位置から客観的に見ます。
「ああ、私は今イライラしているな…」
「このどす黒い感情はなんだろう…」
このように客観的視点を持つことで、感情に飲まれなくなります。
ネガティブな感情と自分を切り離す作業です。
これができるだけでも冷静になれます。
② 感情のエネルギーを感じ尽くす
客観的にネガティブな感情がみえたら、感情のエネルギーを感じます。
「モヤモヤ」
「ぐるぐる」
「グワーッ」
など擬音で表現できるように感情を感じましょう。
あくまでもエネルギーとしてとらえます。
胸にその感情を集めるようにして感じます。
(頭などではやりづらいため)
この時、ネガティブな感情を思い出してはいけません。
「ほんと腹がたつわ」
「あの時アイツのせいで…」
などの感情を思い出してはいけません。
エネルギーだけを感じます。
感情を思い出してしまうと、その思いがより強化されてしまいます。
起こった出来事ではなく、感情のエネルギーだけを感じきりましょう。
色や音で感じるのもいいですね。
「真っ赤でごうごう燃えているようだ」
「ぐしゃぐしゃの針金がごちゃごちゃ回っている」
「とてもなく重い真っ黒なごつごつした金属の塊」
などの感じ方がいいです。
これをエネルギーが消えるまで、ずっと集中して感じきります。
胸がスーッと軽くなったら終了です!
なんともシンプルですね。
感情は感じ尽くすと消える
感情は気のすむまで感じ尽くすと、ふわっと消えてしまいます。
逆に言うと、体に残っている過去の感情は、感じるのを待っている状態です。
これを感じずに放置していると、何かの拍子に刺激されて出てきます。
過去にあった嫌な状態と似た場面が現れると、同じネガティブな感情が出てきてしまうのです。
例えば、過去に上司に理不尽に叱られて腹が立ったとします。
でもその怒りを感じ切らずにふたをして、体に残ってしまっている。
そうすると、その上司を連想させる状況になると、怒りがよみがえってきてしまいます。
上司の乗っていたのと同じ車を見る、上司の着ていたスーツに似た人物を見る、上司の口グセに似た感じで恋人に話しかけられる…云々。
意識にも上らないうちに、嫌な思いがブワッと湧いて、怒りを爆発させてしまったりします。
本当にささいな、上司とはまるで関係ない人やモノに過剰反応してしまうのです。
まさに被害妄想であり、気のせいなのですが、怒りの原因が自分の過去の感情だと気づかない場合が多いです。
「なんであんなに腹が立ったんだろう?」
後から思い返しても、本人が原因そのものを忘れていたりします。
こんな時も、怒りのエネルギーだけを感じ尽くせばいいのです。
原因は思い出す必要はないので便利ですね。
感情はなんのためにあるのか?
そもそも感情とはなんのためにあるのでしょう。
調べてみると、自分の利益になることは“快”の感情、不利益になることは“不快”の感情がわくとありました。
感情はこれまでの体験の記憶であり、不快の感情が強いものは、自分にとって2度と体験したくない不利益なことということです。
感情は、自動で働く、生存戦略のためのプログラムのようなものですね。
しかし、このプログラムが時間がたつと都合が悪くなる場合があります。
幼い頃、犬にかまれて、犬恐怖症になったとします。
大人になって、子犬より自分が強いと分かっていても、相変わらず犬が怖い…これは古くて合わないプログラムです。
こうしたものは消していきたいですね。
こういう都合の悪い感情は、理性が押し込めたり、感じていないふりをしたりしがちです。
しかし感情はやっかいなことに消そうとしても消えません。
無視して押し込めた感情は、後から出てきたり、心身をむしばむストレスになります。
ということは、これは心の底からの重要なシグナルなのです。
必ず意識して感じた方がよさそうです。
理性である顕在意識は、コントロールできない潜在意識にくらべて、わずか10%しかないそうです。
もし潜在意識に、顕在意識とは逆の古い感情がためこまれていると、大部分を占める潜在意識の感情が優勢になります。
潜在意識の感情のとおりに、ものごとが引き寄せられてしまうわけです。
ため込まれた感情が、意思である理性とは違うものだったら、いつまでたっても希望とは逆のものが引き寄せられますよね。
なので、いらなくなったネガティブな感情は効率的に消していきたいです。
やってみた結果
この方法をやってみた結果、私には以下のようなことが起こりました。
とにかくイライラした気持ちがすっきりとなくなりました。
・自分だけでたまった感情を処理できるので、あまり他人に腹が立たなくなった。
・現実は自分が作っていると(かなり)実感できるようになった。
以下のことを引き寄せた
たまった感情を消すようにしたら、思っていることがかなりダイレクトに現実に反映されるようになりました。
・「休みたいな~」と思っていたら、家族全員ノロウイルスにかかった。
・「プチ断食に興味はあるけど実行できないだろうな~」と思っていたら、ノロウイルスにかかり、3日間ほとんど食べられなかった。
・「なにかいいことないかな~文章がべた褒めされるとか…」と思っていたら、真一さんから文章をべた褒めされた。
・「ドラマの展開が最近しんどいな、今日は見たくないな~」と思ったら、録画失敗している( ノД`)
・なんとなくイライラしている時は、仕事でトラブルが起きやすい。
などなど…(笑)
良いものも悪いものも現実になってしまうので、感情は要注意です。
消えないネガティブな感情は要注意
といっても、初心者の私がそんなにいつもうまくできるわけではありません。
上記の方法でもすぐには消えない感情もあります。
特に、リアルタイムで腹が立っているときは、消そうと思ってもほぼムリ(;'∀')
また、消したくてもなかなか消えないネガティブ感情は、まだ自分でもっと味わいたいと思っているらしいです。
ということは、もう何回か嫌な経験をしたい、と潜在意識では思っている。
そういうものは仕方がないので、消すのを諦めて他の気晴らしを考えましょう。
ネガティブ感情に意識を集中しすぎると、よりネガティブが増幅されてしまいます。
ずーと「消えない…消えない…」とやっていると良くありません。
よりその「消えない」状態が強化されてしまいます。
「〇〇について考えないでください」と言われると、一層それについて考えてしまう状態です。
私も同じ罠に落ちたので、どうしても消えない時は、いったん棚上げしましょう。
関係ないことで、気分を少しずつ上げていくと、その感情も出てこなくなります。
まとめ
今回は、keiichiさんの、ネガティブな感情を消す方法についてみてきました。
シンプルな上にとても強力でした。
keiichiさんの文章は明快で分かりやすく、本当に素晴らしい本です。
こんなに有効なのに、たった500円だったので、もっとお礼をしたいと他の本も全部買いました。
(まさに振り込めない詐欺w)
ぜひ試しにやってみてください。
ヤバイ引き寄せの法則「嫌なヤツを消した魔法」
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