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メモ
レイアウトとは、文字や絵に規則性をもたせて整列させることです。
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余白をとって、左揃えで整頓させる
まずは用紙よりひとまわり小さく線をひいて余白を作ります。
文字は左揃えでさらに内側に整頓させましょう。
用紙よりはみださないように、文字サイズを小さくします。
左揃えにする理由は、横書き文字の基本として、左上から右に向かって読んでいくことがあります。
縦書きは右上から下に向かって読んでいきます。
多くの人が、横書き文字と認識すると、用紙の左上をまず見る習慣がついています。
ですので、重要なタイトル文字などは大きく左上に配置すると読みやすくなります。
フォントを決めよう
メモ
フォントとは、書体のスタイル別の種類です。
↑上は日本語フォントのイメージです。
日本語フォントには、大まかにわけて、明朝体とゴシック体があります。
左が明朝体、中がゴシック体、右は手書き風フォントです。
横線が細く、縦線が太いのが明朝体です。はねやはらい、入りなど書道の特徴も持っています。
格調高く威厳が出ますが、横線が細いため細かい文字は少し読みづらくなります。
どの向きの線も一定で均一なのがゴシック体です。小さい文字でも読みやすいのが特徴です。
さらに親しみやすい丸ゴシックなどもあります。
フリーフォントによくある手書き風フォントは、ユニークなタイトルや、吹き出しの文字などに使うと楽しいですね。
・左が小塚明朝PRO B ・中がメイリオ ・右がよもぎフォントです。
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ターゲットユーザーによって選ぶフォント
フォントの種類は、読みやすさに影響するので、読んでほしい部分にあまり読みづらいフォントを使うのはよくありません。
また細かい字は、読みやすいゴシック体にするとよいでしょう。
またターゲットユーザーによってどのフォントが読まれやすいか考えるのも大事です。
たとえば高齢者がターゲットの場合、細かい字は読みづらいので避けます。
あまりくだけたフォントも、若者向けと思われて避けられる可能性があるので避けましょう。
逆に若者がターゲットの場合、高級な雰囲気の明朝体だと、敷居が高いと思われるかもしれません。
複数フォントはフォントファミリーで選ぼう
フォントはタイトルと中の文字で違うものを使うことは普通にあります。
ただ、複数のフォントを使う場合の選び方の注意があります。
それは、 同じフォントファミリーを使うとまとまりやすいということです。
メモ
フォントファミリーとは、似たフォントを集めたまとまりです。
同じ名前のフォントはフォントファミリーです。
たとえば、小塚明朝と小塚ゴシックは同じフォントファミリーです。
フォントを複数使う場合は、フォントファミリーでまとめると違和感がありません。
明朝体とゴシック体を同時に使うばあいは、冒頭のフォント名が同じものを選びましょう。
(ただし、台詞など違って見せたい場合はあえて全く違うものを選ぶ場合もあります。)
また、
明朝体で英文フォントに相当するものは、セリフ体といいます。
はねや止めの形状が似ています。
ゴシック体は サンセリフ体。
止めもはねもなく、均等な形です。
明朝体の中の英文フォントはセリフ体、ゴシック体の中の英文フォントはサンセリフ体を選びます。
タイトル文字などで英文を入れる場合は注意しましょう。
フォントスタイルとは
メモ
フォントスタイルとは、同じ名前のフォントで、太さや傾きが違うものです。
太くしたい部分では ボールド(bold)
斜めにする場合は イタリック(italic)
細い文字は ライト(light)などです。
見出しは太い文字(ボールド)で、小さい文字は読みやすい角ゴシックにします。
フォントを選ぼう まとめ
フォントについて簡単に書きました。
細かいことはいろいろありますが最低限、明朝体とゴシック体の違いを意識すればいいと思います。
フリーフォントはこのサイトなどで探すと簡単ですよ。↓
※商用に使う場合は、「商用可」を選びましょう。
次回は、要素のグループ化についてみていきましょう。
次は→ 4_配置はグループで簡単になる ダサいチラシをかっこよく
4_配置はグループで簡単になる ダサいチラシをかっこよく
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