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※ここでいうイラストとは、地図などの図(インフォグラフィック)とは分けて考えています。
チラシにイラストを入れる効果
前回はチラシに写真を入れる効果についてやりました。
今回はイラストについてやっていきます。
イラストを入れる意味と効果には以下のものがあります。
イラストを入れる効果
・写真がない場合の代用として
・現実には存在しないイメージを伝えられる
・マンガ的表現ができる
・キャラクターを固定するメリットも多い
現実には存在しないイメージを伝えられる
写真では撮れない、現実には存在しないものでもイラストならOKです。
例としては以下のとおりです。
・建設中のマンションの完成予定図
・サンタクロース、ハロウィンのお化け、魔法使い、干支の動物など、実在しないイメージ
・くす玉、クラッカー、紙吹雪など、にぎやかな雰囲気にするためのイメージ
イラストでマンガ的に表現できる
写真に人物を入れるのに比べて、マンガ的表現がしやすいです。
写真の場合と比べてみます。
写真 | イラスト |
真面目さ、安心感をアピール | 親しみやすさ、分かりやすさをアピール |
小見出しなどを入れられる | メッセージを吹き出しで入れられる |
絵としての印象は薄い | 小さなイラストでも印象に残る |
1枚の絵として | ストーリー展開できる |
イラストだと、ふきだしをいれたり、ストーリー仕立てにしたりできます。
メッセージを印象強く、覚えやすく伝えることができます。
写真は、人物を大きく入れる必要がありますが、イラストだと小さくても目立ちます。
コミカルに表現できて、印象に残りやすいですね。
説明書などを分かりやすくするのにも向いてます。
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キャラクターを使うメリット
イメージキャラクターなどのイラストを載せることもあります。
会社や団体、決まったイベントには、統一のキャラクターを作るととても良いですね。
キャラクターを載せるメリットはたくさんあります。
・一目で覚えやすい、親しみやすい
キャラクターは一度決めてしまえば、複数のチラシやWEB、広告などに共通で使えます。
このお店といったらこのキャラクターというように、覚えやすく親しみも増します。
・チラシの意図や世界観が明確に伝わる
イベントの意図やねらい、世界観が明確に伝わります。
ユーザーだけでなく、スタッフなど主催者側にも、世界観を共有する効果もあります。
・メッセージを吹き出しで伝えられる
キャラクターのセリフにしてしまえば、どんなメッセージもすんなり伝えられます。
・キャラクター人気が出たら、コンテンツとして展開できる。
キャラクターは、「コンテンツ産業」といって、一大産業を築くほどの大きな力を持っています。
グッズ展開とは、キャラクターのイラスト入りのキーホルダーや文房具、おもちゃ、ぬいぐるみ、着ぐるみなど、それこそ無限に展開できます。
人気のあるキャラクターは、グッズ展開、漫画、アニメ、音楽など、幅広く展開できます。
キャラクターの寿命も長く、人気が出れば人の寿命以上に力を持ちます。
マンガ表現は強力なメッセージ性をもつ
キャラクターはマンガ表現と親和性が高いです。
マンガ表現は、文章や図よりもさらにダイレクトに見る人に伝わります。
パッと見るだけで時間もかからず、ほぼ瞬間的に強烈な印象を残します。
チラシのイラストの入れ方
人物や動物などのキャラクターは小さめにいれる
キャラクターを入れる場合は小さめにしましょう。
人は、人物や動物など、「顔のある」ものに生理的にどうしても目が行ってしまいます。
小さくても印象はしっかり残ります。
人物のないイメージは大きくいれる
物や植物などイメージを伝えたいイラストの場合、大きく背景の扱いにしても構いません。
イラストでユーザーを逃さないように注意!
チラシを見た人は、イラストに描かれた人物が、ターゲットユーザーと思ってしまいます。
ですので、イラストが若い家族であれば、熟年層や個人客がターゲットから外れます。
イラストが熟年夫婦であれば、若い層が外れます。
ねらいが明確にあればいいですが、なんとなく入れたイラストで、ユーザーを狭めないようにしましょう。
最も抽象的なのは、シルエットやピクトグラム(記号的な人物)です。
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チラシにイラストをいれるまとめ
今回はイラストについて見てきました。
イラストを入れるメリットはたくさんあります。
イラストACには、こうしたイラストもたくさんありますので、活用してみるといいですよ。
全て商用利用可で便利です。