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ClaudeCodeに渡す「ルールファイル」を全部見せる。AIが迷わなくなった理由はここにあった

そんくん
ルールファイルって何やの?なんかプログラムみたいな話?
ぐりお
全然難しくないよ。「このAIには、こういう決まりでやってね」って書いたメモみたいなもの。
そんくん
それを渡しておくと何が変わるん?
ぐりお
毎回同じことを言わなくていい。それだけで、出来上がりが全然安定するようになった。

前の記事で、ClaudeCodeの中で12人のサブエージェントが分業して動いている話を書いた。

今日は「じゃあそのエージェントたちに、どうやって仕事を覚えさせてるの?」の話。

答えはシンプルで、ルールを書いたファイルを渡してある。それだけ。

AIに教えるんじゃなくて、ルールを渡す。この違いが大きかった。

ルールファイルって何?

ClaudeCodeには「CLAUDE.md」という特別なファイルがある。

このファイルをフォルダに置いておくと、ClaudeCodeが起動するたびに自動で読み込んでくれる

「このプロジェクトでの決まりごとはこれです」って最初から伝えておけるイメージ。

毎回「キャラのビジュアルはこうで、テロップのフォントはこうで……」って説明しなくていい。ファイルに書いてあるから、勝手に読んでくれる。

CLAUDE.mdを置いておくだけで、毎回最初から説明する手間がなくなる。

私が使っているルールファイルの構成

私のAIアニメ動物チャンネルの制作では、こんなファイルを用意してある。

CLAUDE.md              ← プロジェクト全体のルール(自動で読み込まれる)
characters.yaml        ← キャラクターの見た目・性格データ
世界観規約.md          ← チャンネルの世界観・雰囲気のルール
テロップ規約.md        ← 字幕のフォント・サイズ・色・縁取り
エピソード正史.md      ← 過去に作ったエピソードの一覧
投稿_タイトルSEO規約.md ← 媒体ごとのタイトルの書き方ルール

これが「設定の正本」。エージェントはみんな、何かを作る前にこのファイルを読む。

各エージェントのルール例

企画エージェント

このエージェントに渡しているルールの抜粋はこんな感じ:

## 企画エージェント ルール

- 新エピソードの企画前に必ず「エピソード正史.md」を読んで重複を確認すること
- 視聴回数データがあれば参照して、伸びたエピソードのパターンを活かすこと
- 「誰も傷つかない、でも心が動く」が方針。刺激より温かさ優先
- 提案は3案出す。毎回同じパターンにならないよう意識すること
- 企画が決まったら「エピソード正史.md」に追記してから次に進む

ポイントは「過去エピソードと重複しない」というルール。

これを渡す前は、同じようなシーンや展開が増えてきてた。ルールに書いてから、ちゃんとバリエーションが出るようになった。

「過去と重複しない」を書いておくだけで、ネタ切れが防げる。

画像生成エージェント

## 画像生成エージェント ルール

- キャラクターの外見は必ず「characters.yaml」を参照すること(毎回ここを読む)
- 画像生成の前に「このシーンに何枚生成するか」を人間に確認してから実行する(コストがかかるため)
- プロンプトは英語で書く。スタイルは「soft anime, warm lighting, cozy atmosphere」で統一
- 生成後は「generated_images/シーン名/」フォルダに保存する
- リテイクは1シーンにつき最大3回まで。それ以上は人間判断を仰ぐ

「見積→承認→生成」の順番がルールになってる。

画像生成AIはコストがかかるから、何枚作るか確認してから動かす仕組みにした。これを書いてから、うっかり大量生成みたいな事故がなくなった。

動画生成エージェント

## 動画生成エージェント ルール

- 入力: 画像ファイル + シーン説明テキスト
- 動きの指示は「ふんわり・ゆっくり」を基本にする(激しい動きはNG)
- 生成した動画は「generated_videos/シーン名_v1.mp4」の形で保存
- 生成失敗したら黙ってスキップせず、必ずFAILと理由をログに書く
- 人間OKが出るまで次のシーンに進まない

「失敗したら黙ってスキップするな」これが大事なルール。

書く前は、何か失敗してても気づかずに次に進んでしまって、後から「あれ?このシーンなんで抜けてるの」ってなることがあった。今はちゃんと止まって教えてくれる。

「失敗したら止まれ」を書くだけで、気づかないミスがなくなった。

編集エージェント

## 編集エージェント ルール

- 出力形式: 縦型動画(1080×1920)、MP4、H.264
- 編集ツール: FFmpegを使って処理する
- テロップのルールは「テロップ規約.md」に従う(フォント・サイズ・色・縁取り全部書いてある)
- BGMは「BGM台帳.md」に載っているもののみ使う(著作権確認済みのもの)
- シーンのつなぎは「カット」か「フェード」のみ。派手なトランジションは使わない
- 完成したら「完成_動画台帳.md」に追記してから報告する

特にテロップのルールは細かく書いてある。

フォント名、サイズ、文字色のカラーコード、縁取りの太さ——これを全部テロップ規約.mdに書いておいて、編集エージェントに「ここを読め」と渡してる。

おかげで毎回同じ仕上がりになる。

SEO・投稿準備エージェント

## SEO・投稿準備エージェント ルール

- タイトルはYouTube向けとTikTok向けで別々に書く(媒体ルールは「投稿_タイトルSEO規約.md」参照)
- YouTubeタイトル: 前半にフックワード、後半に検索ワード
- ハッシュタグは媒体ごとに変える。共通で使うタグと媒体専用タグを分けて出す
- 説明文は世界観の雰囲気を壊さない文体で書く
- SEOキーワードはタイトルに詰め込みすぎない。自然な日本語を優先する

ルールを書くときのコツ

実際にやってみてわかったこと。

具体的なファイル名を指定する。「キャラ設定を参照して」じゃなくて「characters.yamlを読んで」と書く方が確実に動く。

禁止事項を書く。「〜するな」「〜は使わない」という制約を入れておくと、想定外の動きが減る。

順番を決める。「見積→承認→実行」とか「完成したら台帳に追記してから報告」とか、手順の順番を明示する。

「具体的なファイル名」「禁止事項」「順番」。この3つを書けば大体うまくいく。

正直に言うと、AIエージェントなしには生きていけなくなってる

笑い話じゃなくて、本当にそう。

ClaudeCodeで制限がかかって使えない時間があると、「あ、何もできない」って思うようになった。

AIアニメ動物チャンネルも、ブログも、全部ClaudeCodeがやってる。私は「こうして」って言うだけ。

以前の自分が「全部自分でやってた」のが信じられない。あのころどうやって生きてたんだろう、って本気で思う。

AIが止まると仕事が止まる。それくらい頼ってる、今。

でもこれ、悪いことだとは思ってない。

大工さんが電動工具なしには戻れないのと同じで、道具として使いこなせてるってことだから。

そのための「ルールファイル」。道具に正しく動いてもらうための取扱説明書みたいなもの。

まとめ

ClaudeCodeのサブエージェントが安定して動く理由は、ルールファイルがあるから。

CLAUDE.mdをはじめとする設定ファイルに、各エージェントの「決まりごと」を全部書いておく。一回書けばずっと使い回せる。毎回説明しなくていい。

難しくない。「こうやってほしい」を箇条書きにするだけ。

📌 このルールファイルを作るのも、最初はClaudeに手伝ってもらった。「うちのチャンネルのルールをまとめたいんだけど」って話したら、一緒に整理してくれた。ルールを作るのもAIと一緒。そういう時代になってる。

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